スケートボードの専門店 ブルックリンバンク

市場の敵は、顧客の味方。
ブルックリンバンク誕生の物語

こんにちは。ブルックリンバンク塚本です。

今回は、僕がスケートショップ「ブルックリンバンク」を始めた理由と、その裏にある物語をちょっとだけ語らせてください。

・2010年、電気工事のかたわら思ったこと。

2010年、僕はまだ電気工事の仕事をしていました。
でもその頃から、心の中ではずっと思っていたんです。

スケボー、高くね?

なんでこんなに高いんだよ。好きなだけなのに、なんで始めるだけでこんなにお金かかるんだよ。
そう思ったのが、すべての始まりでした。

・気合いの個人輸入、ヤフオクへGO

「だったら、自分で仕入れて安く売ってやる!」
その一心で、気合いでアメリカの仕入れ先を探しました。
当時は円高だったこともあって、ドルで買えばかなり割安。今とは状況が違いました。

スケボーを個人輸入して、ヤフオクで売り始めたんです。

・2011年、ついに実店舗をオープン!

その翌年、2011年。
ついに実店舗「ブルックリンバンク」を立ち上げました。

・理由はただひとつ。

高すぎるスケートボードを、もっと安く売ってやんぞ!!

ショップというより、革命の気持ちに近かったと思います。
現場上がりの無骨なスケーターが、スケボーに命をかけると決意した瞬間です!!

・同業者からの集中砲火!?

始めてすぐに、既存のスケート業界(つまり既得権益)からの大バッシングが始まりました。

「安く売ってんじゃねーよ」
「相場壊すな」
「ふざけんな」

ってな具合です。

SNSが今ほど普及してなかった時代でも、2ちゃんねるでは炎上気味に話題になっていたのを覚えています。

でも、結果的にはそれが功を奏して、ブルックリンバンクの名前が一気に全国に広まることになりました。

そう、スケーター達は「市場の敵は、顧客の味方」と理解してくれたのです。

・信じた道を進むだけ

ブルックリンバンクは今でも同業者からは嫌われてるかもしれません。
でもそれは、価格に正直であり続けた証だと僕は思っています。

これからも僕は、

  • 「はじめたいけどお金が…」って思ってる子たちの味方でありたいし、
  • 「なんでこんなに高いんだよ!」って声に寄り添い続けます。

スケートボードを、もっと自由に。
もっと手の届くものに。

それが、ブルックリンバンクの始まりであり、今も変わらない信念です。